ここは、1冊目の歌詞ノート。

花爪草
作詞 ぼけちゃん 作曲 悪茄子

こんなに苦しいと思わなかった
あなたの気配にくすぐる春
口に出すのは簡単で受け止めるのは恐ろしい

桜の様に散って
消えてしまえばいいのに
私は枯れていくだけ
綺麗にいなくなれない花

風が騒ぐ、胸を掴む
あなたのその声に
耳を寄せる、心奪う
あなたのその声にその髪に

こんなに恋しいと思わなかった
あなたの匂いにくすぶる春
口に出すには臆病で嫌われるのが恐ろしい

桜の様に散って
消えてしまえばいいのに
私は枯れていくだけ
綺麗にいなくなれない花

風が騒ぐ、胸を掴む
あなたのその声に
耳を寄せて、心奪う
私のこの声に、歌で
風よ騒げ、胸を掴む
私のこの歌に
耳を寄せて、心奪う
枯れない花になる

だめんず
作詞作曲 悪茄子

あたしが好きなのは
何も出来ないあなたのこと
あたしが欲しいのは
掴みきれないあなた

いっそこの身捨てて
全身全霊尽くしたい
あっという間に壊して
あたしの理性と同情

ああ、あなたの全部知って
身も心も大切な全て
あなたを全部守って
あたしにとって大切な全て
あなたと一緒にいたい
どんな場所でもぎゅっと抱きしめて
あなたについていって
何でもいいから側にいさせて

あなたが好きなのは
お金があるあたしのこと
あなたが欲しいのは
あたしの周りのもの

泣き崩れてしまって
自分自身ボロボロで
あっという間に焦がしてる
あたしの小さな心を

ああ、あたしの全部知って
身も心もみていてよ全て
あたしの全部守って
あなたにとっていらない全て
あたしと一緒にいて
どんな場所でもぎゅっと抱きしめて
あたしについてきて
何でもいいから側にいてよ


作詞作曲 ぼけちゃん

嘘つきは嫌い三日月から零れる言葉
暗い夜は好き三日月から差し込む光

そっと拾って、聞こえない音まで全部
そっと拾って、みえないものまで全部
地下鉄の黒に食べ尽される前に

上弦の月、片方だけの月に
私は一人で声も出せずに歌っているよ
弦は張り切れて、嗚呼
暗い暗い夜の帳

嘘つきは私三日月から零れた雫
暗い夜は好き三日月から差し込む光

いっそ捨てて、聞こえない音さえ全部
いっそ捨てて、みえないものさえ全部
地下鉄の黒に食べ尽される前に

暗い暗い暗い暗い、暗い暗い暗い暗い
くらいくらいくらいくらい
暗いくらい暗いくらい!!

偽りのない言葉を探す駅に
私は一人で前だけをみて歌っていくの?
弦は張り切れて、嗚呼
上弦の月片方だけの月に
私は一人で声も出せずに歌っているよ
弦は張り切れて、嗚呼

暗い暗い夜の帳

かわいらしいきみのために
作詞作曲 ぼけちゃん

かわいらしい君のために
僕はかわいらしくなりたいな
隣にいても許される様な
そんな人になりたい

電車のホーム静かな朝は花曇り
鞄に詰めた色鉛筆は赤色が好き
走り出す窓追いかける様に
桜(はな)が歌う春の歌

いらないものは全部捨てて
欲しいものだけ手にしたい
いらない言葉全部捨てて
みえる今だけ抱きしめて

かわいらしい君のために
僕はかわいらしくなりたいの
隣にいても許される様な
そんな人になりたい

いらないものは全部捨てて
欲しいものだけ手にしたい
いらない言葉全部捨てて
みえる今だけ抱きしめて

かわいらしい君のために僕は

かわいらしい君のために僕は

かわいらしい君のために

隣にいても許される様な
そんな人になりたい

かわいらしい花になる

明けない夜とチョコレイト
作詞作曲 ぼけちゃん

海に浮かんで空がみたい
くらいくらいあおいそら
月に沈んで夢がみたい
あまいあまいあおいはる

あの娘の嫌な言葉を全部
飲み干してしまえばいい
あの娘の嫌なこころを全部
ああ、飲み干して

明けない夜とチョコレイト
溶けてしまいたい
消せない音に負けないように
歌を歌わせて

声を殺して泣いてみても
何も変わらない夜に
地下鉄の窓開けてみても
車庫に続く線路は止まらない

あたしの嫌な言葉も全部
かき消してしまいたい
あたしの小さなこころを全部
ああ、抱きしめて

明けない夜とチョコレイト
溶けてしまいたい
明けない夜に負けないような
歌を歌いたい
明けない夜に負けないように
歌を歌いたい

明けない夜を越えた朝には
貴方を歌わせて

仄暗い森のスピカ
作詞作曲 ぼけちゃん


仄暗いこの森は一人では不安で
足取りを保つ様、一人歌を歌います

君の影を探す旅
赤い髪紐きつく結んで
君の影を探す旅
青い瞳で星を繋いで

教えて、空に浮かぶ君よ
消えそうな光を
瞬いて、胸に沈む君よ
僕にはみえなくて
君にはみえるだろう

「この暗い森の、スピカが」

•*¨*•.¸¸☆*・゚

この暗い森はどこに続いているのだろう?

僕はどこに向かっているのだろう

君の瞳は星をうつしているのだろう

僕の声は夜を歌っている

君の歌は僕を歌っている

僕の瞳は君をずっとずっと

君のいく道に僕はいない、だけどうつむかないで

僕のいく道の遠い遠い、はるか先に、

いっとう、輝く青白い星がみえた

仄暗いこの森に、優しさはない

この森には、思い出が蹲って泣いている

思い出の温度はあたたかく、

君の足を引っ張るだろう

どうか、

どうか、

その足をとめないで、歌をやめないで
この足をとめない、歌をやめない

思い出と共にこの森のはるか先に輝く、
あの星になろう

輝く星の名は、仄暗い森のスピカ

•*¨*•.¸¸☆*・゚

 教えて、空に浮かぶ君よ
消えそうな光を
瞬いて胸に沈む君よ
僕にはみえなくて
こたえて、空に浮かぶ君よ
消えそうな光を
瞬いて夜に溶ける僕に
道を照らしてよ
僕にもみえるかな

「「仄暗い森の、スピカが」」

雨足
作詞作曲 ぼけちゃん

傘の花が咲く
あなたと雨宿り

季節雨の悪戯だけが今は心地いい



どうか、雨よ、止まないでいて

わたしの側から離れ

散り散りになる夏を呼ばないで



風が吹いて空を運び
私の心に雲がかかる
風が吹いて…

雨足よ走りさらないで
転んで泣いていてよ



傘の花は散る
いつかの雨宿り

季節雨の悪戯さえただの邪魔者で

雷鳴が泣いて
あなたの声が聞こえなくて
卑怯ね、あたし抱きしめた



どうか、雨よ、止まないでいて

わたしの側から離れないで

散り散りになる夏を恐れてる



花を散らせ空を運べ
ふたりの全てを消してしまえ
花を散らせ…
雨足と共に走り出す
転んで泣く前に

雨を歌え、風を起こせ
追いつけないスピードになれる

トーキョーディスコ
作詞作曲 ぼけちゃん rap 悪茄子

トーキョーの街は
曇り空曇天のディスコ
トーキョーの街は
あたしの居場所がない
トーキョーの街は
あたしの歌をきかない
トーキョーの街は
誰もあたしのことをしらない

嗚呼、それでも歌います
《あたしのために歌います》
嗚呼、毎晩踊ります
《あたしのために踊ります》
嗚呼、それでも歌います
《あたしのために歌います》
嗚呼、毎晩踊ります
《あたしのために踊ります》

あたしは、タカビな女
根拠のないことi so…振りまいては
オンリーユー愛されたいと願う
やわで馬鹿な女

あたしに興味のないフリなんてしないで
売りなんてしないって
二人このまま抜け出そうよ
ここでドロンでもin the night♡

ドリーミン あなたは衝動的本能で
横行していく寵愛であたしを離さない
誰にも愛するあなたを渡さない

愛でたい女のままで踊らせて歌わせて愛させて
あなた以外なんて、アウトオブ眼中
あなたを今でも、アイウォンチュー

嗚呼、本当の言葉より
踊れるリズムがほしい?
嗚呼、何も聞いちゃいない
勝手にきめつけないで
嗚呼、それでも、あたしは
歌を、歌うしかない。

《いつか見つけ出して探し出して
あたしをあなたを
見つけ出して探し出して
あたしをあなたを
見つけ出すわ探し出すわ
本当の歌を歌いたい》

《あなたはあたしを離さない
誰にも愛するあなたを渡さない
愛でたい女のままで踊らせて歌わせて愛させて
あなた以外なんて、アウトオブ眼中
あなたを今でも、アイウォンチュー》

白馬の王子はいらない
作詞作曲 ぼけちゃん

冬の花が溶けた朝はお祭りに行って飴を買う

いらないものが羨ましくて
ほしいものがみえなくて
いらない言葉で水やりをして
花が枯れる前に

白馬の王子はいらない
(あたしが泣いてる時は自転車で迎えに来て)
白馬の王子はいらない
(あたしが泣いてる時は自転車で迎えに来てくれる…?)

夏花火が夜に咲けばお祭りに行って飴を買おう

いらないものが羨ましくて
ほしいものがみえなくて
いらない言葉で水やりをして
花が枯れる前に

白馬の王子はいらない
(あたしが笑う時は自転車の後ろに乗せて)
白馬の王子はいらない
(あたしが笑う時は自転車の後ろに乗せて)

白馬の王子はいらない
(あなたが泣いてる時も自転車で迎えにいく)

白馬の王子はいらない
(あたしが泣いてる時は自転車で迎えに来て)
白馬の王子はいらない
(あたしが笑う時は自転車の後ろに乗せて)
白馬の王子はいらない
(あたしが歌う春はあなたの追い風になるわ)

かわいらしいきみのために。

バレンタインウォーズ
作詞作曲 ぼけちゃん

町中が色めき立つ
あたし嫌いな季節
好きにチョコレイトをかけて…
白赤ピンクで包んであたし恥ずかしいけど
好きにリボンをかけて…

あの娘可愛いから
あたしより
美味しいチョコレイト作って
あたしより
先にあなたにチョコレイト渡すの?

ああ、あまいあまいチョコレイト
その甘さが落とし穴(その笑顔が落とし穴)
ああ、にがいにがいチョコレイト
隠し味は涙の味(あの娘には負けたくない)
あまいあまいあまいあまい恋の戦争

あたしがんばるから
あの娘より
美味しくチョコレイト作るわ
あの娘より
先にあなたにチョコレイト渡すの

ああ、あまいあまいチョコレイト
その甘さが落とし穴(その笑顔が落とし穴)
ああ、にがいにがいチョコレイト
隠し味は涙の味(あの子には負けたくない)
ああ、あなたはそうチョコレイト
その甘さに溺れてる(胸が焼けて仕方ない)

あまいあまいあまいあまい恋の戦争

心海水族館
作詞作曲 ぼけちゃん

深い碧の水底
寂しい魚が泳いでる
あれはわたしの欠片
ここは心海水族館

静かな夜の月は
とてもわたしに優しい
静かな夜の海は
とてもひとりじゃ泳げない

わたしを一緒にしないで
黒い水を飲み込んだ
惨めな私を歌うの
滲む声と沈んでくまで

夢の中の出来事
貴方がわたしをみつけても
嘘をついたわたしは
消える心海水族館

はかない花の恋を
風に乗っけて歌った
かわいい花の歌は
とてもひとりじゃ歌えない

わたしを一緒にしないで
黒い水を飲み込んだ
惨めな私を笑うの?

負けない強さが欲しいの
掻き消せない声で
私の名前を歌うの
いつかきっとみつけだすわ

私の殺し方
作詞作曲 悪茄子

ねえ、今笑ったでしょ
ばかにしないで
生温いあんたの脳天突き抜ける歌を
ねえ、今笑ってたろ
あいつを指差しながら
生暖かいあんたのその唄歌いながら

あんたらみたいな大人になるくらいなら
死んでやるよ
安い愛の唄歌って高いチケット売ってんだろ

あんたの唄歌ってやるよ、お望み通りだろ
あんたのその金でみてる目が
憎い憎い憎い憎い
何がロックンロールだよ、笑わせないで
腐ったものみるような目でみてんじゃねえよ
一生後悔するまで売れてやるよ
私は死なない

ねえあんたには分からないかな
私の気持ち
報われないことも多かったんだ
上から目線もたまにはいいけど
自分のものさしでばっか計んなよ

偽物の魂掲げて今まで馬鹿にしたよね
もう二度とあんたの歌では涙も踊らない

あんたの唄歌ってやるよ、お望みどおりだろ
見下すだけのあんたの目が
痛い痛い痛い痛い
どれがロックンロールだよ、似たような形をして
腐りきった音楽してんじゃねえよ
一生後悔するくらいの唄を
一生後悔するほど売れてやるよ
私は殺せない

ハイドランジア
作詞作曲 ぼけちゃん

紫陽花の花、雨のにおい
香る夏の景色
悲しいことあった日に
思い出すのは夏の優しい風

器用じゃない僕は
うまく歌えない
わがままのわたしじゃ
うまく歌えないだけど

一生懸命な君が好きだから
今は側にいて笑っていて欲しいよ
一生懸命に君を好きだから
一生懸命にふたり喧嘩しようよ

一生懸命な君が好きだから
今は側にいて笑っていて欲しいよ
一生懸命に君を好きだから
一生懸命にふたり喧嘩しようよ

一生懸命な君が好きだから
今は側にいて笑っていて欲しいよ
一生懸命に君を好きだから
一生懸命にふたり仲直りしたいよ

お花のブーケ
作詞作曲 悪茄子

大きなお花のブーケ
きっとみんなに届けるから
綺麗なお花のブーケ
その日まで大切にするから

ねえ、君はずっと泣いてるの?
きっと、誰のせいでもないよ

突然浮かんだメロディに
乗せて君の歌を歌うんだ

ねえ、僕はずっと待ってるよ
今君を連れて走り出す

聞こえてきた君の歌が
離れないように歌うんだ

大きなお花のブーケ
きっとみんなに届けるから
綺麗なお花のブーケ
その日まで大切にするから

聞こえてきたこのメロディは
あの日の君の歌なんだ

大きなお花のブーケ
きっとみんなに届けるから
綺麗なお花のブーケ
その日まで大切にするから
可愛いお花のブーケ
近くにいるよ寂しくさせないから
ずっと待っていてほしい
もう二度と涙はみせないから

ヒロイン
作詞作曲 悪茄子

御堂筋光るネオンが眩しくて
突然、一人が耐えれなくなる道
涙が流れてもあなたは迎えに
来なくていい一人でゆっくり歩くから

あなたが初めてだったのよ
私を包んで微笑む人
どこに行っても必ず私(ココ)に
帰ってくると信じてた

あなたにお別れ(今日こそは必ず)
あなたの横にいる(あの子になんて)
なりたくない(なりたくない)
なりたくない(なりたくない)
あたしの横にいない(あなたなんて)
だいきらい だいきらい だいきらい

行きあたりばったりももう苦しくて
偶然、あなたを見つけてしまった夜
涙を流しても気づかないふりをするところ
昔と全く変わらないんだね

あなたに言わなくちゃいけないね
もう私には必要ないと
でももう少しだけこのまま
あなたを近くで感じさせて

あなたにお別れ(今日こそは…わかってる)
あなたの横にいる(私によく似てる)
あの子になんて(なりたくない)
あの子になんて(なりたくない)
あたしの横にいない(あなたなんて)
だいきらいだいきらいだいきらい

幸せにする2人で幸せになろう
ずっと一緒にいよう、側にいてくれ

もうお別れね。
あなたの隣にはいれない
この物語のヒロインはわたしだから!

あなたにお別れ(今日からは…他人同士)
あなたの横にいた(私になんて)

なりたくない(なりたくない)
なりたくない(なりたくない)
あたしの横にいない(あなたなんて)
だいきらいだいきらいだいきらい

轟音の黒色
作詞作曲 ぼけちゃん

揺れる.潜る.落ちる.眠る
土に潜り朝を待つ
夢は焼けて.溶けて...消える
いつも楽しそうなんて言わないで
「頑張ってないなんて言わないでよ」

眠らない夜の轟音鈍く歪む月をみた
嘘をつく事を覚えた
嗚呼、地下鉄の黒さえ今はみえない

《暗い暗い夜にも星が光るよ》
「私は何もみえない!目を閉じてるから」
《暗い暗い夜にも歌は響くよ》
「私は耳を塞いで、ひとりに溺れた」

眠らない夜の轟音淡く揺れるここはどこ?
楽しそうなんて言わないで
「がんばってないなんて言わないでよ!」

眠れない夜の轟音
空を知ることなく枯れる花

スノーベル
作詞作曲 ぼけちゃん

ずっと夢みていたの
この足で舞台に立つ日を

ずっと夢見ていたの
(めりめりメリクリスマス)
この足で舞台に立つ日を
きっとあたしをみてくれるわ
ステージ揺れるスカートは雪の色

おとぎ話みたいに
マッチを灯してみる夢じゃなくて
あたしはこの目で
さめない夢をみてたいの

スノーベル雪が降る街に
あたたかい歌を歌いたいの
スノーベル 雪つもる街で
あたしの歌は…
イルミネーションより輝く

きっとあたしやり遂げる
(めりめりメリクリスマス)
この足で舞台に立つ夢を
きっとあたしがみせてあげる
鳴り響く鈴の音は贈り物

おとぎ話みたいに
王子を待ってるお姫様じゃない
あたしはこの手で
さめない夢をつかみたい!

スノーベル雪が降る街に
あたたかい歌を歌いたいの
スノーベル 雪つもる街で
あたしの歌よ…
イルミネーションより輝け!

おとぎ話みたいにマッチを
灯してみる夢じゃない
あたしはこの目で覚めない夢を
みてたいの!

スノーベル雪が降る街に
あたたかい歌を歌いたいの
スノーベル雪つもる街で
あたしの歌は…
イルミネーションより輝く
スノーベル 雪つもる街で
あたし達の鈴を鳴らす
スノーベル 鈴が鳴る街で
あたしの歌は…
イルミネーションより輝くわ…!!

夜明けの愛想曲
作詞作曲   ぼけちゃん

深い夜のはじまり青い青い海にいた
悲しい色は黒、ブルーは憂鬱
濁ると綺麗な花になる

ここは深い深い青の水底
寂しい魚が泳いでる
ここは静かな静かな夜の静寂
寂しい人がふたり

忘れられるわけがない
君がいなくなるのがこわい
止まらない時間の狭間で
世界を止めようとした

忘れられるわけがない
君の歌がやむのがこわい
止まらない涙が歌になっても
どうか手を繋いでいて

青い夜の青い海、青い花が咲いていた
清い君の憂鬱を
愛で包みたい歌で包みたい
夜明けの愛想曲、君を忘れない

消えることのない憂鬱色…

センチメンタルアイスキャンデー
作詞作曲 ぼけちゃん

砂浜、ハダシ、アイス、夏のにおい
まだらの猫がふたりをみてた
今から向こう岸まで走ろうか
先に着いたらそこで待ってるよ

時給800円で走る毎日を、夢を削る
海の満ち引きみたいに君は嘘をついた

さよならハタチのあたし置いていかないで
さよならハダシのあたし靴をはいていく
溶けたアイスはベタついて
夏の海に混ざって消える

午後から少し雨が降るらしい
白い猫が毛ずくろいをしてる
鏡を見る度焦るココロ
夢はまだ遠い、雨は憂鬱色

さよならハタチのあたし置いていかないで
さよならハダシのあたし靴をはいていく
さよなら20世紀のセンチメンタル
置いていくよ
さよならハタチのあたし弱い涙の歌
溶ける前に食べきって
夏の海に弾けて光る
夏の海に弾けて光れ

ハートのカクテル
作詞作曲   ぼけちゃん

涙も海も全部まぜてよ
涙も海も全部まぜてよ
裸足の夜空星が瞬いて
流れる先に小瓶を置いたの

崩れる砂山、消えないで

アイスが溶けて出来た海は
さみしい魚も深呼吸できる
涙が溶けて出来た青の
消えないインクでグラスに描くの
ハートのカクテル飲み干してよ
ハートのカクテル飲み干してよね!

苦いお酒が飲めるようになった!
上手に嘘もつけるようになった!
だけど大人じゃない私は何かな??
星に願いを願えなくなった!?

消えてくアタシを、消さないで

アイスが溶けて出来た海は
いとしいあなたと深呼吸できる
涙が光って出来た歌で
死ねないアタシは舞台に立つの
ハートのカクテル飲み干してよ
ハートのカクテル飲み干してよね!

どんな味がするかはわからないけど
全部、全部飲み干して夏を追い越すよ

ハートのカクテル飲み干してよ
ハートのカクテル飲み干してよね!

ひとりぼっちのみんなのうた
作詞作曲 ぼけちゃん

なんにもしないまに、空がオレンジになった
なんにもしないまに、ぼくらこどもじゃなくなった

って言ってる言葉ひとりごとみたい
って言ってるわたしだけひとりぼっちみたい

ねえ、なにをみているの?
いつのまにか聞けなくなって
ねえ、夕焼けはさみしいのはさ
「…みんなも一緒でしょ?」

なんにもできなくて、約束もわすれちゃった
なんにもなれないぼくらだけどずっと一緒だね

って笑ったぼくら終わりが怖かった
って笑ったけどぼくらひとりぼっちみたいだ

ねえ、もうなにもこわくないでしょ
いつのまにか落し物だらけ
ねえ、ずっと夕焼けじゃさみしいからさ
「…みんなで並ぼうよ」

ねえ、ひとりぼっちみたいなぼくら
ばらばらで揃わないね、だけど
ねえ、きっと夕焼けは優しいからさ
「手を繋ごうよ!」

叶わなくてもいい夢なんてない
叶えなくてもいい夢なんてないでしょ

白い薔薇のうた
作詞作曲 ぼけちゃん

落ちていたのは、白い薔薇
枯れて情けない顔をしていた
落ちていたのは、白い薔薇
これで全部が終わる気がした

落ちていたのは、白い薔薇
枯れて情けない顔をしていた
落ちていたのは、白い薔薇
これで全部が終わる気がした
かけていたのは、白い決意
嘘で汚れて腐ってしまった
かけていたのは、白い決意
これで全部が終わる気がした

ああ、暗い暗い舞台に明かりはない
確かに咲いてた白い薔薇の歌
ああ、届かないまま枯れたとしても
そこに残る君の歌は、美しい

ああ、暗い暗い舞台に明かりを灯す
確かに咲いてる白い薔薇の歌
ああ、届かないまま枯れることはない
永遠に響く君の歌は、美しい